耐火断熱れんが
耐火断熱れんがは、耐火材料の内部に微細な気孔を多く作ることにより、耐火性を持ちながら断熱性も兼ね備えた軽量耐火物であります。
使用目的により適した製品があります。
使用目的により適した製品があります。
耐火断熱れんがの使用目的
(1)鉄鋼 | 熱風炉、高炉、コークス炉、各種加熱炉、※焼鈍炉 |
(2)ガラス | ガラス溶解窯、フロートバス、蓄熱室、強化炉 |
(3)石油化学 | ※ナフサ分解炉、※加熱炉、脱硫装置 |
(4)産業機械 | ※浸炭炉、※熱処理炉 |
(5)窯業 | ※焼成炉、石灰炉、カーボン焼成炉、セメントキルン |
(6)その他 | ※IT部材焼成炉、焼成炉、溶融炉 |
※加熱面に使用されるケースが多い炉
耐火断熱れんがは加熱面(炉内面)に使用する場合と、他の耐火材と複合的に裏面へ使用する場合があります。
ヒノマル耐火断熱れんがの特徴
ヒノマル耐火断熱れんがには、長年にわたり培われた製造技術を生かした独自の製品があります。
軽量
当社従来品に比べ、平均20%の軽量化を実現します。
温度(℃)
| 品種名
| かさ比重
| 当社従来品のかさ比重(品種名)
|
1300
| SP13
| ≦0.45
| ≦0.55(RA13,A5)
|
1500
| SP15
| ≦0.55
| ≦0.75(RA15,A7)
|
1650
| SP165
| ≦0.70
| ≦0.90(RA165)
|
大型化
大型で、厚みの大きな耐火断熱れんがに取り組んでいます。
製造可能最大寸法
長さ(mm)
| 幅(mm)
| 厚さ(mm)
|
500
| 300
| 75
|
※品質により製造可能寸法が異なりますので、詳細についてはお問い合わせ下さい。
大型異形れんが
当社は大型の異形れんがに関して積極的に取り組み、実績の多いれんがに関しては、標準化を致しております。
特に、エチレンプラントのナフサ分解炉では、当社の軽量バーナータイル(右写真)が多く採用されています。
詳細については、お問い合わせ下さい。
特に、エチレンプラントのナフサ分解炉では、当社の軽量バーナータイル(右写真)が多く採用されています。
詳細については、お問い合わせ下さい。
耐火断熱れんがに関するお問い合わせは horioka@hinomaruyogyo.co.jp まで